
京都最終日・・と言っても単に2日目だが。
どこに行こうかと迷った結果、雨もあがったので大原の三千院を目指すことにした。
中学3年生の修学旅行で訪れて以来静かな佇まいが気に入って何回が訪れている。
しかし、実際に行ってみると結構な山坂。階段も多く、軽い登山だった。ある意味、今行っておいて良かったのかもしれない。
「京都〜大原三千里、恋に疲れた女がひとり♪♪」という唄があったが、ひとり旅の女性は少なく、ほとんどが関西弁を話すおばちゃんたちのグループ。まあ、賑やかでいいんじゃないの(笑)。
ただ、少し遠出したために市内に戻るのが午後2時近くになった。

急ぎ祇園に行き、お目当ての店を探す。
「ぎをん豆寅」というこの店では京都ならではの小さな握り寿司を出す。

写真は豆寅のホームページより
ただ、残念ながら時間が遅かったせいもあり、満席だと断られた。予約しておけばよかった。
花見小路をぶらついていると、次に目についたのが「広東料理 翠雲苑」。
京都の中華料理は独特だと聞いていたので食べてみたかったが、ここも「満席」だと言う。
やはり祇園は予約必至なのかも。ガイドブックにも出ている店なので「一見さんお断り」とも思われないが、次は予約してこよう。

仕方ないので、祇園の入り口にあるごく普通の蕎麦屋で、天ざるを食べた。欲張ってバッテラも頼んだのでお腹いっぱいになった。

この後、京都の台所といわれる錦小路をぶらつき、三条のイノダコーヒーに落ち着いた。

普通のコーヒー店だが、店員がきびきび働いており評判のいい理由もよくわかる。
コーヒーを飲んでいたら、急に里心がつき、新幹線の時間を1時間早めて帰ることにした。

さて、今回泊まったのはホテルオークラ京都だった。
ここを選んだのは、かのアイリッシュパブ「ダブリン」の地図を見ていたら至近距離にあったからだ。
このご時世でお客様が少ないのであろう、シーズン限定のバーゲン価格がありすぐに決めた。
泊まってみれば、部屋からの景観がよくないだけで何の不都合もなかった。バスルームの広さやアメニティの充実度には満足。
スタッフの態度やサービスはさすがの老舗だが、当たり前すぎてつまらない。次は花街の旅館にでも泊まってみようかしら。