キャロットラペを美味しく作りたいとYoutube を見ていたら、オテル・ドゥ・ミクニの三國清三シェフが使っていたのが「皇居周辺はちみつ」。
ん、なにそれ?
調べてみると、岩手県にある藤原養蜂場が永田町のビルの屋上を借りて養蜂を開始。
すると、一般人は入れない皇居内に蜂が飛び交い百合、菜の花、みかん、きんかん、ソメイヨシノなどの木から蜜を取ってきた。
皇居内にみかんの木があるとは、養蜂場も意外だったそうだ。
「皇居周辺蜜」として製品化されている前述の植物のほか、「マロニエ」があったので購入してみた。
ちょっとだけ味見してみると、澄んだピュアな味。
キャロットラペはまだ作っていないが、この蜜を加えればきっと美味しくなる。
東京生まれ、東京育ちの私は東京で作られる農産物を美味しいとは思っていない。
けれど、少し前にブログに書いた「東京いちじく」なんかもあることだし、東京にも美味しいものはできるのかもしれない。
ましてや皇居内の木々の蜜を食べられるなんて、なんだかファンタスティック。
東京土産は「東京ばな奈」だけじゃなさそうだ。