美味しい珈琲はお気に入りのカップで

先日、お買い物に行く道を普段のルートと変えたら、柿の木坂の骨董品店の前を通った。

「ちょっと覗いてみるか」と中に入ると、ふと目に入った珈琲カップ。

正札に「KPM」と書いてある。

KPMとは、ベルリン王室磁器製陶所の略語。

確か以前、ヨーロッパにお住まいのダイアリーさんのブログで知ったブランドだ。

小ぶりのカップだが、花柄の色やバランスに一目惚れ。そっと連れて帰った。

私がよく使う珈琲カップはウェッジウッドのワイルドストロベリー。

それに、だいぶ古いものだが、たち吉のAdame&Eve。

しばらくの間、実用性を考えてマグカップを使っていた時期もあったが、珈琲をより美味しく感じるには、カップの口当たりがとても影響すると感じる。

それで、引っ張り出してきたのがワイルドストロベリーとAdame&Eve。これにKPMが加わった。

今後はあえていいカップを探すことはせず、出会いを待つつもり。

食器をコレクションする趣味は私にはないのだけれど、珈琲カップだけは例外になるかも。それだけ珈琲好きということだろう。

気に入ったものに出逢ったら、1セットだけ買い、いずれどこかに並べて楽しみたい。

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