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本音で生きる女の物語

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「オリーヴ キタリッジ」シーズン1 4話

Amazon Primeでだいぶ前に視聴したが、いまひとつ暗い内容が嫌でしばらく放置していた。

何人かのブロガーさんがこのドラマをブログで取り上げていたので、再度視聴してみた。

アメリカ、ニューイングランド地方のなんでもない街、普通の人の普通の生活が淡々と描かれる。

主役のオリーブ・キタリッジは中学校の数学教師、夫のヘンリーは街で薬局を営んでいた。退職した夫婦の生活は一見地味で平穏に見えるが、様々な波風が立っていく。

息子のクリストファーはバツイチで地元を離れ、遠くカリフォルニアで暮らし始めた。あまり連絡もない。夫もやがて病を得て療養施設に入り数年後に他界する。

こんな老後の生活を描いてどこが面白いのとなるのだが、傑出しているのはオリーヴの性格。嘘がつけず本音で生きているため、他人を傷つけたり嫌われたりする。いわゆる嫌な奴。

しかし、こんな風に生きられたらいいなあと思わせるパワーがある。

人生に波風は立つが、オリーブのような生き方は最終的に人に優しく、自分も納得できるものになるのではないだろうか。

対照的に夫のヘンリーは温厚な性格で決して他人を嫌な気にさせない。しかし結果として人を見る目に欠けていたり、人を不幸にしてしまったりする。

「本年で生きるとは?」と言う命題をヒロインの行動によって考えさせられる。


私事になるが我が家ではキタリッジ家とは男女の性格が逆で、さしづめ主人がオリーヴ、私がヘンリーということだろう。

本音で生きる主人の周囲には波風も立つし、敵もできる。ハラハラする常識人の私は結局他人や世間に嫌われることを恐れ、なかなか本音では生きられない。そんな我が身を振り返りつつ、興味津々でドラマを見ていた。

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ドラマはミニシリーズとかで「シーズン1」としているのに4話しかない。

もっとオリーヴの話が知りたくて検索したら、原作の邦訳があった。エリザベス・ストラウト著の原作はピッツリア賞の小説部門を獲得した名著とか。

早速アマゾンで注文したら、今日にでも配達されるようだ。

本音で生きるオリーヴの話をもう少し読みたい。

Commented by bondgirl333 at 2020-07-30 20:53
どうなんでしょう❓
本音で生きるとひとりぼっちになりますよね。
良い点は、好きでもない人と一緒にいなくてよいかしら。
他人の気持ちを優先してしまうと、自分の本音がわからなくなる。流される😱
いずれにしても、その人の実力通りの結果になりそうです。

Commented by koharu50 at 2020-07-30 21:08
アッコさん
ひとりぼっちになっても自分の好きなように生きるのか、人の気持ちを優先して心地よい環境で過ごすか。
選択と言うよりはその人の運というか性格というか。
まあ、その人の人生はある程度決まっているんでしょう。
その上でどうするかはあなたや私の選択です。
Commented by BBpinevalley at 2020-07-31 05:45
Fargoに出た女優さんですよね。
彼女、好き。

社会的に繕うことは面倒でもあり、正直さに欠ける姑息な行動…、と思えてしまいます。
でも、漱石じゃありませんが、変に知に働いても意地を通しても角が立って窮屈なもの。
ほどほどかナ。
日本の社会は、ちょっと周りを気にしすぎ?
日本的強迫神経症か(笑)
Commented by koharu50 at 2020-07-31 09:46
> BBさん
そうです。Fargoに出ていた女優さん。私も好きです。
おっしゃる通り、ほどほどがいいですね。
確かに日本は周囲を気にしすぎ。だから自粛警察なんかも活動する。
by koharu50 | 2020-07-30 08:00 | 映画 | Comments(4)

自分の好きなファッションでいつもニコニコしていたい。おしゃれの法則?それも大切にするけれど、冒険も大好き。諦めちゃダメ、おしゃれはいくつになっても私を前向きにしてくれる。


by 小春