昔からの癖で、本屋があると必ず入って一巡する。並んでいる本をボーッと見るだけでなんとなく世相や流行が分かる。
私にとっては大切な時間だ。
昨日も近くの本屋を一巡し、新刊を何気なく見ていると、目に飛び込んできたのが、鮮やかな黄色の服を着た女性。
著者の川崎淳与さんは60代で東京の南青山に画廊を開いた。「ギャルリーワッツ」と言うのがその名前。
難しそうなアートは飾っていない。アクセサリー、洋服、帽子、食器、ガラス、版画・・・。どれもが親しみを感じるものばかり。でも、個性的な作品が多い。オンラインショップもあるが、値段は手の届きそうなものが多い。
普通の主婦だった淳与さんは子育てが一段楽すると自身の生きがいを求めて様々なことに挑戦した。フランス刺繍、陶芸、ステンドグラス、彫刻など。けれどどれもが「これは」と言う感触が得られず、何か違っていた。
たまたま知人のギャラリーを手伝うことになり、その後、大きなギャラリーにも勤めた。その間にアートの作家たちがいかに苦労して作品を作っているかを知り、いつかこの人たちのために働きたいと思ったと言う。
60歳の時、そのギャラリーを退職。大好きなパリに遊ぶうち、自分にはやり残していることがあると気づいた。帰国後、たった半年を経てギャルリーワッツのオープンに漕ぎ着けた。
詳しくは本書やギャルリーワッツのサイトをご覧ください。
すごいなあと思うのは60代で新しいことを始め、82歳の現在も生き生きと仕事をしている著者の行動力と精神力。70代に突入し、まずまず挑戦好きでありながら、内心行く先を考えていビビっている私などは淳与さんの爪の垢でも煎じて飲みたい。
「60、70は花ならつぼみ」「80、90で花が咲き、100で実を結ぶ」とある。
私などはまだまだ「つぼみ」とか。
びっくり仰天、コロナ禍などクソくらえ。大変元気をいただいた本でした。
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at 2020-07-15 08:30
おはようございます！
これは勇気が出ますねー(´∀｀)。
グレイヘアにカラフルな洋服は、私の憧れです♡
この方のお言葉によると、私に至っては、芽も出てない状態ですね(笑)。
精進します！
Akiko
これは勇気が出ますねー(´∀｀)。
グレイヘアにカラフルな洋服は、私の憧れです♡
この方のお言葉によると、私に至っては、芽も出てない状態ですね(笑)。
精進します！
Akiko
2
70代になった私は まだ蕾？
元気が出て来ます。(笑)
元気が出て来ます。(笑)
とっても素敵な表紙ですね。黄色ってやはり元気がでますし おしゃれで素敵な方！やはり若々しいです！色んなことを始めるのに 私も年齢は関係ない、と思っています。やりたい！と思う時がその人の旬、だと思います。でも 目標となる人がいれば もっと前に進めるでしょう。読んでみたいと思いました。
> ぴこさん
物事を始めるのに年齢は関係ないです。やる気があればなんでもできる。
でも実際には様々な障壁をら考えてやらない人が多いのではないでしょうか。
60代で花開く人は珍しくありませんが、80代でも開けるということに勇気をもらいました。
物事を始めるのに年齢は関係ないです。やる気があればなんでもできる。
でも実際には様々な障壁をら考えてやらない人が多いのではないでしょうか。
60代で花開く人は珍しくありませんが、80代でも開けるということに勇気をもらいました。
素敵な言葉ですね。いつも心温まる本の紹介ありがとうございます😊
先々の心配ばかりしている私。
冒険心は中々持てずにいます。
臆病も個性でしょうか？
以前、女性上司が、やはり、60は未だ蕾て言ってました。
50代の私。60、70は2回戦の青春だと思います。
先々の心配ばかりしている私。
冒険心は中々持てずにいます。
臆病も個性でしょうか？
以前、女性上司が、やはり、60は未だ蕾て言ってました。
50代の私。60、70は2回戦の青春だと思います。
