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村上春樹の新刊が面白い

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久々にといったら大変作者には失礼だと思うが、村上春樹の新刊「猫を棄てる」がとても面白かった。

「羊を巡る冒険」から「ノルウェイの森」の頃の村上春樹が好きだった。

同世代の作家だし、今でも新作が出ればとても気になる。

でも、正直なところ、最近の作品「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」や「騎士団長殺し」などは訳がわからなくて途中挫折。

その時の記事はこちら

あんなに好きだったのに、ずっーと離れたところに行ってしまったのが村上春樹なのだった。

書店でこの本を見かけた時も一度は見ないふりをして通り過ぎたが、「猫を棄てる」というタイトルとノスタルジックなイラストが気になってつい手に取った。

版型が小さく、たった100ページくらいしかないことにも背中を押された。

大事に読んだが、買って大正解。

テーマは「父親について語るとき」という副題のとおり、村上氏のお父さんの話と2人の関係を書いたもの。プライベート小説といえ、作者も出版するか否か迷ったと書いている。

しかし、自分の存在を確かめるためにも父親の軌跡を追い、自分との関係も考えてみたかったという。

冒頭に出てくる印象的なエピソードがある。少年時代の著者と父親が海岸に猫を棄てに行く。若干の罪悪感を持って家に帰ってみるとその猫が尻尾を立てて歓迎の意を表しながら出てきたとか。

このエピソードが最後のほうにもう一度出てきて父親との関係に影響する。

読者にはなぜ本のタイトルが「猫を棄てる」なのかがわかるだろう。

内容にはついてはこんな抽象的な説明しかできないが、ネタバレになるのでご勘弁。

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台湾のイラストレーター、高姸さんのイラストが作品に合っており雰囲気を出している。


Commented by kuukau at 2020-05-23 19:01
「ノルウェイの森」「海辺のカフカ」あたりまでで、「1Q84」の分厚い1巻は何とか読みましたが、2巻で投げ出しましたw
3巻はページさえ開いてません。春樹ファンに怒られそうです。
Commented by koharu50 at 2020-05-23 22:32
> 空子さん
全く同感です。「1Q84」はその厚さゆえに手も出さず、「騎士団長殺し」は1巻だけ読みましたが、さっぱりわかりませんでした。ノーベル賞候補の小説家って何を考えているの?という感じでした。
今度のは普通にわかりました。私も春樹ファンには怒られそうです。
今朝の空子さんのブログのピザパイ、とても美味しそうでしたね。お庭で食べるピザの味は格別かと。
by koharu50 | 2020-05-23 08:00 | | Comments(2)

自分の好きなファッションでいつもニコニコしていたい。おしゃれの法則?それも大切にするけれど、冒険も大好き。諦めちゃダメ、おしゃれはいくつになっても私を前向きにしてくれる。


by 小春