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プロフェッショナルから学ぶこと

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お家時間を映画を見て過ごすのも一考だが、最近はまっているのがNHKオンデマンドの「プロフェッショナル 仕事の流儀」

様々な分野のプロフェッショナルの仕事と日常を追い、彼らの仕事のやり方と人生哲学を浮き彫りにするドキュメンタリーだ。

NHKオンデマンドは確か、NHKのサイトでも契約できるが、アマゾンプライムビデオの中にもある。アマゾンとは別契約で月々費用がかかるけれど、最初の一ヶ月はお試しで無料だったはずだ。

そのシステムを使ってでも、みなさんにぜひぜひ見ていただきたいと思う。

今公開されているだけのプロフェッショナルでも、185エピソードがあるから、誰のものを見るのか選ぶのが大変といっちゃ大変だが、私は女性のプロフェッショナルから選んで視聴した。

たとえば・・・

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女性誌「VERY」編集長、今尾朝子さん。

「VERY」は30代〜40代の主婦に向けた雑誌。出版不況をよそに発行部数23万部超(2019年)。広告収入月間5億円とも言われるベストセラーマガジンだ。

編集長の今尾さんはライターから編集者になり、編集長に抜擢された。かつては女性誌でも男性が幅を利かしていた編集部を一新し、女性の多い編集部を引っ張る。

「VERY」が売れているのいは主婦をかっこいい存在として引きたてたことが大きいとか。その仕掛け人は今尾さんだが、ご本人はやり手編集者風ではなく、いたって謙虚なお人柄。仕事は自分が一人でやるのではなく、編集部員に考えさせ、担当させコミュニケーションを大切にする。それが彼女の仕事の流儀。

ご自身にも小さいお子さんがあり、その世話をするため午後5時には退社。お子さんを寝かしつけてから仕事をすることはあるが、編集の世界でそんな働き方が許されるなんて隔世の感がある。


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東京の一流ホテルでコンシェルジュを務める阿部佳さん。コンシエルジュの草分け的存在。

お客のどんな要望にも「できません」ということはない。徹底的に調べ、多方面に連絡し、依頼してお客の願いを叶える。

単に事務的にお客の要望に答えるだけではなく、お客が本当に望んでいることは何かを会話の中から探す。それがいい仕事に繋がっている。とにかくプロとはこういうものだと納得できる。



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会議同時通訳者の長井鞠子さん。

とにかくエネルギッシュ。同時通訳はとても難しい仕事なのに「こんなもんでいいだろう」とは決して思わず、まずは議題の背景を徹底的に調べあげる。

本番では単に通訳するだけではなく、時間が限られるなか、一番わかりやすい言葉を探し続ける。話し手のテンションと同じテンションで通訳し言葉では表せない情熱や感情も相手に伝える。

英語を熟知し常に勉強しているのはもちろん、日本語力にも磨きをかける。そのために和歌を勉強しているのは本当にすごいとしか言いようがない。


他にも興味ある女性プロフェッショナルが何人かいるが、私の印象に残った3人を取り急ぎご紹介。

各編とも放映時間が1時間くらいで疲れず視聴できる。

映画や本からも学ぶものはあるが、事実は小説より奇なり。人の仕事ぶりや人生から学ぶものは大きい。この暗い時期、元気をもらえること、励まされること必至。










Commented by Diary-17 at 2020-04-17 19:40
こんにちは、
「プロフェッショナル、仕事の流儀」
私が知っているくらいですから、随分前から放送していますよね。
ただ、私が見ていた頃は普通にNHK放送の番組の中で視聴できていたと解釈していました。
こんな職業も存在するのかと興味深い番組だと思います。
VERYの成功は少し前まで専属モデルだった滝沢マキコさんの存在も大きかったと思います。明るい笑顔で爽やか、従来の日本人モデル特有の気怠さが売り物ではない新しいタイプの美人モデルさん。コンシェルジュは客の要望を出来る限り可能にすることが任務ですから、当たり前の様に思います。ただし、無理な要望を無理としっかり断る方が難しいかも知れません。通訳を生業にしている人は語学に精通しているだけでは出来ない仕事ですネ。特に国際会議ひとつにしても専門分野の知識が問われます。「此の程度の訳でいい」は常識的に存在しないと思います。
国際社会ではプロとして当たり前の事が先進国我が日本では未だ特別な存在と解釈される、この様な事に時々ギャップを感じているひとりです。
ちょっと辛口でした。
Commented by koharu50 at 2020-04-17 23:46
> ダイアリーさん
辛口コメント大歓迎です。
国際会議の通訳とコンシエルジュに関してはむしろダイアリーさんの見方が新鮮です。ただ、コンシエルジュは「客の要望に答えるのはあたり前」なのですが、彼女のコミュニケーション能力が他のコンシエルジュよりすごかった。会話の中から「本当はこの人は何を求めているのだろうか」と探していく。コンシエルジュでもPCで情報をチェックして地図を渡すだけの人が結構多い中、私は違いを感じました。

Veryの編集長については異論があります。確かに専属モデルの存在は大きいと思います。でも一つ一つの企画の練り方から、そしてこれは案外肝になるのですが各記事のタイトル、サブタイトルのつけ方、表紙に掲載する記事のタイトル、キャッチコピー。編集者の仕事は最終的にここにつきます。毎月のことなので締め切りには時間がなく、校了日にどれだけここに粘れるか。同じ編集者でも粘れる人と粘れない人がいる。才能も問われますが、ここでの粘りを継続させることが雑誌を魅力的にもダメ雑誌にもする。もう昔のことですが、現場にいていろいろな編集長を見てきた私には彼女は稀有な編集長だと思えました。
Commented by sokokoko at 2020-04-18 01:07
小春さんこんばんは。
阿部さんの回はリアルタイムで観ましたので、今回は長井さん、今尾さんの回を観ました。

長井さんは「繋がり」をとても大切にされている方だと感じました。言葉や文化の色々な「段差」を滑らかにし、両者の熱を融合する。
会議参加者の、「同時通訳されていることを忘れていました」というのは最大の賛辞の一つだと思いました。

今尾さんは、いい意味で男性的な方だと感じました。「それっぽいよね」を断じて許さない。
『夏の終わり、母さん豹になる』という伝説的な見出しは、当時の雑誌売場で底知れぬパワーを放っていました(私は馬場あき子的な力学を感じました・笑)

色々な職業の方がいて、ポリシーのもとに働いていらっしゃる。
(職の有無に限らずかもしれませんが)、真っ直ぐな方々はエネルギーを持っていらして素敵ですね。
カケラでもいい、学びたいと思いました。



Commented by Diary-17 at 2020-04-18 01:32
小春さん、

滝沢さん「 も」と書いたのであって「が」では有りません。編集長の功績を否定はしていませんので「異論」と言われる解釈が異なります。
あくまでも滝沢さんの影響力を付け加えたコメントとして解釈して頂けると幸いです。😉
Commented by koharu50 at 2020-04-18 10:29
> sokokokoさん
よく観られていますね。
長井さんが通訳をする「両者の熱を融合する」とはいい表現だと思います。
会議参加者の「同時通訳されていることを忘れている」という賛辞はなかなか得られるものではないですね。

今尾さんが男性的というのは面白い見方です。外見が女性的な方なのでそうは思いませんでしたが、考えてみればそうかもしれません。
割り切りが早くないとこの勤務体制でいい雑誌は作れません。
彼女は見出し作りの天才です。

どの人にも他の人にはないエネルギーがありました。
Commented by koharu50 at 2020-04-18 10:30
> ダイアリーさん
承知いたしました。
補足をいただきありがとうございます。
by koharu50 | 2020-04-17 08:00 | 大切なもの | Comments(6)

自分の好きなファッションでいつもニコニコしていたい。おしゃれの法則?それも大切にするけれど、冒険も大好き。諦めちゃダメ、おしゃれはいくつになっても私を前向きにしてくれる。


by 小春