1年半後のGucci ローファー

中国から発生したコロナウィールス。欧米では中国人も日本人も区別がつかず、アジア人に対する偏見や差別が広がっているとか。

今年、オリンピック後にゴルフの国際大会を企画しているが、影響が出ないかと不安が募る。

暗く考えていても仕方ないので、ネイルをヴィタミンカラーに変えてみた。爪先を見ているだけでも前向きな気持ちになれるように。

さて、GUCCI のホースビットローファーを履きだしてから一年半が経過した。

初めて買った時の記事はこちら。

これまでハイブランドの靴をほとんど履いてこなかった私だが、当初履いた時よりも現在のほうが履き心地は良くなっている。

特に写真右の黒いローファー。1950年代の復刻版とかで、他の2足とはデザインが少し違う。トウの周囲にステッチが施されている分、同じサイズでも小さく感じられた。

特に外反母趾に悩む右足は横幅を少し広げたにもかかわらず、昨年末までは当たって痛かった。

私としては大きな買い物だったので、誰かにあげるとか売るとかの気持ちは全くなく、履き慣らしていくしかないと思ってきた。

でも、長く歩くとかなり痛くなるため、他の2足に比べて黒の出番は少なかった。

ところが、今年になって履いてみると全く痛くない。

かつて、なかなか履きなれずに断捨離した靴があるだけに、これはちょっと驚きだった。

革の柔らかさや質もあるのだろうが、1年超をかけて履きなれる靴もあるのだと思う。

そういえば、最近見た雑誌でひどい外反母趾の人が3年をかけてウィンストンのローファーを履き慣らしたという記事を読んだ。

ダメなものはダメだが、諦めないほうがいいこともあるらしい。

Gucci のローファーは履くときにはちょっときつい感じがするのだが、履いてしまうととても歩きやすい。

ヘビロテで履くとだらしなく広がることもなく、いつもキュッとしまった履き心地が大好き。

高かったけれど、長く履けばコスパは良く、買ってよかったと思う名品だ。