
宮古島、午前6時30分。
ヨガのインストラクターと待ち合わせ。空を仰ぐとハート型の雲が浮かんでいた。

昨日のヨガのレッスンは空中ヨガ(エアリアルヨガ)。スタジオには色とりどりのハンモックがぶら下がっていた。
空中ヨガは1991年にアメリカのブロードウェイダンサーで体操選手だったクリストファー・ハリソン氏が考案。上の写真のようなハンモックを使うことで、普通なら出来ないポーズも容易に出来て、様々な効果があがる。
たとえば逆立ち。頭を下にすることで血液が脳の隅々に届き、普段はほぐせない筋肉がほぐせる効果もあるとか。
体の固い人でも大丈夫だとも聞いて興味津々で出かけた。
インストラクターの先導でハンモックの使い方から教わり、いよいよハンモックの上に上がった。
深い呼吸を繰り返しながら、目をつぶってハンモックの上で揺られていると「揺らぎ」と言われる不思議な感覚にとらわれた。
どう説明したらいいのだろう。ちょうど蝋燭の光をじっと見ていると感じるような感覚。自分も揺れているのだが、妙な安心感と安らぎがあった。
続いて、ハンモックを肩甲骨の下に入れて寄りかかり全身を伸ばしたり、鼠蹊部にハンモックを置き上に乗ってリンパマッサージをしたり。
ハイライトはハンモックに助けらてあっという間にできる逆立ち。
最初は慣れないので苦しいが、インストラクターの手助けもあってまもなく逆立ちして色々なことができるようになる。肩周りをほぐしたり、両膝をつけて腹筋を鍛えたり。
不思議なことに逆立ちから元に戻ると頭がクリアになった感覚があり、視界が開けたような感じかした。やはり、頭の隅々まで血液が廻ったためだろうか。今まで経験したことがない不思議な体験だった。
空中ヨガについて詳しくはインストラクターが所属している
こちらのサイトをご覧くださいね。逆立ちの写真もあります。
今回は慣れないので不安感もあり、本当のところ精一杯は楽しめなかったが、慣れると病みつきになりそう。

レッスンの最後に記念撮影。すっぴんなので顔見せはなしよ。
慣れれば逆立ちを始めとして色々なポーズができるので、体幹や柔軟性の強化になりそう。
見かけは薄く柔らかい素材ながら、ハンモックは1000キロ以上の重さに耐えられるというから、ちょっとやそっとのことでは壊れたり破れたりしないとか。安心して取り組んでよさそうだ。