秋口に新調したラルフローレンのジャケット。
ジャケットにはあまりない短めの丈とエンブレムが特に気に入っていた。
若い頃からエンブレムが好きで、ジャケットの他にもエンブレムのついたセーターやジャンバー、バッグなどを心から愛している。
このジャケットの胸ポケットに付いているエンブレムは特に気に入った。あまり見かけないブラウン系の糸遣いやキラキラ光るビジューが目を惹く。
初めて着たのは11月3日。運営に関係するゴルフ選手権の前夜祭だった。
その時の記事はこちら。
合わせたのはポロラルフローレンのシルクのボータイブラウス。ボトムスには黒いシガレットパンツを履いた。
その日は朝から大変忙しく気がつかなかったのだけれど、ホテルの部屋に帰ってジャケットをハンガーにかけようとした時、あれっ!?袖の裏がこんなにほつれているではないか!
初めはどこかに引っ掛けたのかと思っていた。忙しく立ち働いていたので気がつかないうちに。
まだ一回しか着ていないのにそれはないだろうと憤慨もした。
しかし、何か違和感を感じた。
じっとジャケットを見ているうち、ふと、エンブレムが犯人なのではないかと思った。
ジャケットを買う時に、エンブレムのストーンが何かを引っ掛けることがあるので注意してくださいと言われていた。
その時は、人の洋服とか持ち物とかを引っ掛けるといけないなあ、くらいに考えていた。
しかし、もしかしたら自損。すなわち左腕を動かす時にエンブレムのストーンが袖裏を引っ掛けるのではないかと。
さっそく、RLの担当者に連絡してみた。事情を話し店舗に持ち込んでみると、担当のA嬢は間違いなくエンブレムのストーンが袖裏を引っ掛けたのだろうと言った。
すぐに袖裏のほつれを直すことにはなったが、その後どうするの?
このエンブレムが付いている限り、左腕が触って袖裏がほつれ続けることになる。
エンブレムを取るか、違うものに変えるか選択肢は決まっている。でも、このエンブレム変えたくない・・・。
とりあえずジャケットは店に預けて帰宅した。A嬢が少し時間をくれと言う。
しばらくしてA嬢から連絡があり、ストーンをビーズに取り替えたらいかがでしょうかと言う。
それなら、生地が当たってもほつれることはないし、エンブレムのイメージもそんなに変わらないのではとのこと。
メールで取り替えるビーズの写真を見せてもらった。ビーズでもストーンのような輝きがあるもので問題はなさそうだ。
実際に店舗に行って2種類のビーズを見せてもらい、ストーンとより近いものを選んだ。
少し輝く度合いは落ちたが、エンブレムのイメージはほとんど変わっていない。
全体のイメージも前と変わっていない。
子供がいないので分からないが、手をかけさせた子供ほど可愛いとか。
このジャケットももしかしたらエンブレムを変えイメージを変えざるを得ないかと一旦は諦めた。
しかし、A嬢の機転により、なんとかもとのイメージと変わらないジャケットとして着られそうだ。
たくさん着てあげなければいけませんね。