第四回プラチナブロガーコンテストにファッション部門で応募します。
先月買ったラルフローレンのオペラパンプスを履いた。
先日行ったゴルフ大会のスポンサーにご挨拶に行く時で、まあ、言ってみれば仕事である。
仕事の時にこの美しいパンプスを履くのもどうかと思ったが、機会あればなるべく履いて早く慣れておこうと思った。
前回始めて履いた時には革がやや堅く、しかも右足の外反母趾部分に当たるのでどうかな、と心配していた。
しかし、二度めに履いてみると案外大丈夫。外反母趾に当たることは当たるが、微妙に足入れに隙間があってそのうち問題なくなる予感。
ワンサイズ大きいものをチョイスしたが、脱げることもなく、足を包み込むホールド感はさすがである。
話は変わって先日、madameHにお会いした折、「アクセサリーはあまり使わずに靴をアクセサリーにする」とおっしゃるmadame.
私も全く同感。というよりアクセサリーがあまり好きではないし、持っていないので、その姿勢を真似するっきゃないと考える。
そんなわけで昨年から今年にかけて、生涯でもっともたくさんの靴を買った。
ただ、身長からするとかなり足のサイズが大きく幅広。しかも外反母趾ときているから靴選びにはかなりの制約がある。
試着の時には大丈夫でも、実際に履いて歩いてみるとやはり痛い靴もある。まるで「靴難民」のごとく放浪を続けたと言っていい。
その中でも合う靴があった。
たとえばこれ。ジミーチュウのローヒール。とても美しい靴だと思う。
同じジミーチュウのローヒールでも、全く痛くてダメなものもあった。でもこれは革ではなくてレース地であること、ちょうど外反母趾のあたりに切れ目があって当たらないことから、長時間履いても大丈夫だ。
次にはGUCCIのホースビッドローファー。踵を潰して履いてもいいタイプなので革が非常に柔らかい。
同じブランドで同じサイズなのにピンクのほうがややきつく、白いのは「脱げないかな」とやや不安を感じる。それでも十分に履きやすい。
同じGUCCIのホースビッドでも1950年代の復刻版だというこちらは縫い目がアクセント。
だが、縫い目があるためにサイズがやや小さく、長く履いていると外反母趾の部分に響く。革も前のタイプよりは堅い。形はこちらの方が好きなんだけれど。
ステラマッカートニーの合皮のローヒール。
こちらのブランドはサスピナビリティを重んじて革を一切使わないため、当然靴も合皮。かえって惜しげなく履ける。
先が尖っているので、最初は履きにくかったが、素足で履くと案外ぴったりくる。
10月のアメリカ旅行では2週間ずっとこの靴を履いていたが全然疲れなかった。デザインは魔法使いの靴みたいでいまいち好きになれないのだが。
番外編としてステラマッカートニーのスニーカー。
左の黒のブーツは履き心地はいいし暖かい。でも、着脱はとっても大変だ。
右側のダットスニーカー。これは正直なところ1サイズ大きいのを買ったほうがよかった。
靴自体の図体が大きいのでジャストフィットのサイズにしたところ、大きいのは靴底だけで、足を入れる部分は案外小さい。
ちょっとの散歩に出るだけでかなり足が痛くなる。長時間の歩きに耐えうると期待して買ったので、ちょっと残念な一足だ。
「靴をアクセサリー」にしたいのはやまやまであるが、やはり履きやすいものでしかも美しい靴がいい。これからもそんな靴を求めて旅を続ける。
いい靴を見つけたら、良く手入れをして長く大事に履こう。自分に合う靴は少ないだけに、ずぼらな私でも手入れには身が入る。
そうすれば高い靴もコスパのいい靴になる。