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「あの時私が着ていた服」

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とても面白い本に出会った。

アメリカの作家、アイリーン・ベッカーマンが書いた「Love,Loss,and What I Wore」。

邦題は「あの時私が着ていた服」。

先日、このブログでも書いた西村玲子さんの「玲子さんの心地よい時間」に紹介されていて興味を持った。

日本語に翻訳された本はすでに絶版となっており、古本も品薄状態。想像を超えて高いものは見つけたが、まさか一冊の本に2万円は出せない。

というわけで、アマゾンで原書を購入した。

本のタイトルから想像出来るように著者が人生の節々で着ていた服を辿って紹介したもの。イラストレーターでもあるアイリーンはそれらの服をイラストでも紹介。それがまた可愛いの。

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洋裁が得意だったお母さんが作ってくれたタフタのドレス。歩くたびに衣摺れのようないい音がして、誕生日に学校へ着ていったらみんなの注目を浴びたとか。

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高校生の頃、お祖母さんに買ってもらったドレス。高校生が着るにしては大人っぽすぎてパーティに着ていくと必ずトラブルに巻き込まれたそうだ。

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最初のご主人との結婚パーティーで着たドレス。著者が20歳、ご主人は学校の恩師で37歳と年の離れたカップルだった。ほどなく、ご主人の浮気が発覚して離婚。

二度目の結婚で4人の子供を授かり、

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子供達の結婚式で着た服。体型に自信がなくなったため、ピラミッドドレスを着たり、ブラックドレスに上着を羽織ったりした。



まあ、ざっと例を紹介するとこんな感じ。

人生の思い出深い場面で着ていたドレスの一着一着に出会いや物語がある。文章は短いのに、著者の人生が浮き彫りにされとても興味深い。決して順風満帆ではないのにも好感。

英語はフレーズが短いこともあってそんなに難しくない。たとえ、わからない単語があっても想像がつく。

本を読み終わってから、自分の「あの時私が着ていた服」を頭の中で辿ってみた。子供の時の洋服は鮮明に覚えているのに、大人になってからの記憶のほうが曖昧なのはなぜだろう?

皆さんも「あの時私が着ていた服」を辿ってみませんか。


Commented by BBpinevalley at 2019-09-26 08:47
これは良いアイデアですネ。
人生のキーポイントで、どんな服を着ていたか、全部思い出せれば素晴らしい。
思い出すのは、意外とどうでも良い時のことだったりしますが…
それでも、何故だかはっきりと覚えているアウトフィットってありますよね。

このアイリーンさん、本を出版したのは60歳を過ぎてからだそうです。
ご紹介の本は、劇作として書き直されてステージにも登ったとか。
いつか行き当たったら、読んでみたいです。
ご紹介、ありがとうございました。
Commented by rumicommon at 2019-09-26 10:21
素敵な本ですね。
イラストも可愛い!
これは原書で読みたいですね^^
60歳を過ぎてから出版されたというコメントを拝見し、俄然、嬉しくなってしまったアラカンでございます。
Commented by koharu50 at 2019-09-26 17:04
> BBpinevalleyさん
記事の補足ありがとうございます。

そうですね。アイリーンさんは60歳を過ぎてから本を出版しています。その前は広告代理店にお勤めだったようです。本の内容以外にそんな人生にも元気かもらえます。

私は来年喜寿ですが、それでもいろいろなことに挑戦するつもりでいます。年寄りの冷や水なんて言わせません(笑)。
Commented by koharu50 at 2019-09-26 17:07
> rumicommonさん
初コメントありがとうございます。確かニューヨークにお住まいでしたね。
この本の著者もニューヨーク生まれでニューヨーク育ちです。
洋服を買ったお店も時々書いているのでご存知のところもあるのでは?
今後ともよろしくお願いします。
Commented by may at 2019-09-26 17:16 x
こんにちは。いつもブログを楽しみに拝見しています。

余計なお世話かもしれませんが、本の紹介の仕方が大丈夫かと気になりました。内容をそのまま掲載しても大丈夫なのでしょうか。編集者でいらしたので、著作権にはお詳しいかと存じます。参考になるかわかりませんが、このような意見もあります。https://www.hanamizuki-law.com/otoku/2011/12/07/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E4%B8%8A%E3%81%A7%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%82%E8%89%AF%E3%81%84%E3%81%AE%EF%BC%9F/
Commented by koharu50 at 2019-09-26 21:01
> mayさん
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。また、ご心配いただき恐縮です。

本の紹介ですが、ある程度の内容、あらすじ、感想などを書くことは何の問題もありません。本文から引用する場合は必ず本のタイトルや著者名、つまりどこから引用したかを書くことが原則です。
写真に関しては本の表紙を撮影して掲載することは問題ありませんが、本の中身を撮影して掲載することは好ましくありません。著作権法に引っかかりますよと言われればその通りです。
映画もビデオの外観を撮影して掲載するのは許されますが、中の映像を撮影して載せることは著作権法に引っかかります。
これが私が先輩から教わったり、自分でチェックして知っている範囲です。間違いがあったらごめんなさい。

ただし、本の場合表紙だけの写真で内容を語ってもイマイチ読者の皆さんにわかりにくいと思います。それで最小限度の内容がわかりやすいように写真を撮って掲載することがあります。私のサービス精神からです。しかし、違法だと言われればそれまでですので今後は慎重に判断したいと思います。
Commented by Fiona at 2019-09-26 21:50 x
とてもかわいい本ですね。
こはるさんの紹介もとてもすてきであり、
私が著者であれば、この本のすばらしさがわかる
内容に喜ぶと思います。ほかのかたもそうおっしゃって
いますもの。
日本人はコメントが上手ではないと思いますし、
私自身がそうなのですが、
このブログはファッションの楽しさ、人生の
楽しみを伝えているものであり、物事の正誤を
伝えているものではないと思います。
上記の批判はそういう意味で、ブログにおける
楽しみを無味乾燥化させるものであり、残念に
思いました。
余計なことですみません。
Commented by koharu50 at 2019-09-26 23:21
> Fionaさん
こんばんは。いつも心のこもったコメントありがとうございます。

先にコメントを下さった方はたぶん、批判するつもりはなくて心配してくださったんだと思います。
活字時代はともかく、ネット社会では人の写した写真や本を平気で悪用する人もいると思います。著作権はそうした悪用やパクリを規制しているのであり、私のブログは違いますが、原則論があるのは仕方ないことです。
まあ、どうしたらわかりやすく本や映画の内容をお伝えでき、かつ著作権に触れない程度に表現できるか検討してみましょう。
by koharu50 | 2019-09-26 08:00 | | Comments(8)

自分の好きなファッションでいつもニコニコしていたい。おしゃれの法則?それも大切にするけれど、冒険も大好き。諦めちゃダメ、おしゃれはいくつになっても私を前向きにしてくれる。


by 小春