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「おしゃれの制服化」

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「おしゃれの制服化」(SBクリエィティブ刊)。

編集者でライターの一田憲子さんが書いたおしゃれの本。

副題に「今日着ていく服がないから脱出する究極の方法」とあり、一田さん自身が長年迷っていたおしゃれの混沌から一歩抜け出したノウハウが公開されている。

一田さんは長い間、おしゃれとは人と違った特別な服を着ることだと思っていた。そのため、そんな服を見つけると脈絡なく買い求め、次第にクローゼットは一杯になっていったという。

しかし、いざおしゃれをして出かけようとすると着る服がない。

その矛盾を解いてくれたのが、あるセレクトショップを経営する先輩の一言だった。「おしゃれは普通でいい」。

周囲を見回してみるとおしゃれな人は普通の服をさらりと着こなしていた。そして、いつも「同じ印象」だった。

そこから一田さんの自分らしく、そんなに目立たなくていから、人と会った時に「ちょっといい感じ」と思ってもらえる服探しがはじまった。

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テバードパンツ、リネンシャツ、レースアップシューズ。バッグとベルトは黒エナメル。

例えばこんなコーディネートが一田さんの制服のひとつ。

自分だけの「いつも同じ」を見つけることを「おしゃれの制服化」と名づけた一田さん。上の写真のコーディネートにたどり着くまでにも様々な思考錯誤があった(詳しくは本を読んでね)。

さて本書は一田さんだけが登場するのではなくて、彼女がいいなと感じたおしゃれの達人が6人登場する。

イイホシユミコさん
大草直子さん
佐藤治子さん
高橋みどりさん
平井かずみさん
石田純子さん

一田さんのインタビューで6人が語る「おしゃれの制服化」はそれぞれに大変興味深いものだった。

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私の敬愛するmadameH こと佐藤治子さんのページ。

佐藤さんの著書は何冊か読んでいるし、ご本人の講義も聞いているが、一田さんのインタビューでさらに発見があった。

他に興味を惹かれた一人は高橋みどりさん。

「好きな服を選んじゃダメ。誰に会い、何をするかを考えて」というメッセージ。分かってはいるはずだが、改めて肝に銘じておきたい。

コーディネートなどを語るおしゃれの本は多い。けれど、考えさせる本は少ない。

私にとっての制服は何か。一応の目安はあるものの、さらに極めてみたいと思わせてくれた一冊。

by koharu50 | 2019-09-19 08:00 |

自分の好きなファッションでいつもニコニコしていたい。おしゃれの法則?それも大切にするけれど、冒険も大好き。諦めちゃダメ、おしゃれはいくつになっても私を前向きにしてくれる。


by 小春