『美容賢者の溺愛コスメ 正しい使い方図鑑』(&ROSY編集部 宝島社刊)
「美容賢者」「溺愛コスメ」などのキーワードに惹かれて読んだ。
それというのも、私は美容賢者ではなく、溺愛コスメもそんなにないから。美容賢者がどんなコスメを溺愛しているのかに興味を惹かれた。
本書は30代後半の読者を想定して編集されている。衰えていくお肌にこれからいかに対処していくかというコンセプト。しかしながら、すでに衰え切ってしまったアラコキの私にもこの本は役立った。
ほんのちょっとだけ中身をご紹介。たとえば、最初のページはSUQQUのコンフォートメルトクレンジングクリーム。
クリームとオイルのいいとこ取りのテクスチャーだそうで、クリームクレンジングの保湿力とオイルクレンジングの洗浄力を兼ね備えているとか。
いいなあ、これ。使ってみようかしらん。
注目していただきたいのは、見開きページの右ページは商品写真、左には紹介文。紹介文は上部が溺愛ポイント、下部に正しい使い方が説明されている。
とても要領を得たまとめ方で、読めば瞬時に使ってみたい化粧品情報が得られ、また、使っているものでも使い方が正しいかどうかがチェックできる。
お高い化粧品ばかりではなくて、プチプラもある。
ケイトのレアフィットジェルペンシル。はーい、これ、私も持っています。
本来はアイライナーだが、アイブロウとして眉の細かい隙間を埋めるといいと、パーソナルメイクアドバイザーの岡真千子さんに教わった。
その通りの使い方がここにも書いてありました。
フジコのFPPパウダー。髪がペチャンコになった時にこれでポンポンと頭皮を叩くとたちまちふわっとなるとか。臭い消し効果もあって、ボディケアにも効果あるそうだ。
価格も1,800円とリーズナブル。これ買おう!
といったふうに使える本。
本の判型もコンパクトなので、気軽に持ち歩ける一冊だ。