人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『白シャツは、白髪になるまで待って』

『白シャツは、白髪になるまで待って』_f0378589_14134472.jpg
本を読んでいると、時々気づかされることがある。

ああ、そうだったな、忘れていたと思うこと。気がついたらすぐに実行に移したい。

光野桃さんが書いた『白いシャツは、白髪になるまで待って』(幻冬社刊)を読んだ。
『白シャツは、白髪になるまで待って』_f0378589_17402124.jpg
今年、5月に出版されていたのに全然気がつかず、ブログの読者の方から教えられて知る。

光野さんの書くものが30代の頃から好きで、だいたいの著作は読んでいる。少し前に病気をされたとかで、書くものの内容が少し変わったように思ったが、この本は面白かった。

1項目700字くらいまでの短いエッセイを集めた書き下ろし。随所に光野節が光る。

彼女の文章は切れる。

私だけの感覚かもしれないが、短い字数の中に言いたいことがズバリと収まる。こういう文章に出会うと「切れるなあ」と感心する。

まあ、これは余談。

この本から私が得たエッセンスはいろいろあるが、「着まわしをやめる」という項目とその次の「服を決めて、着続ける」という二つの項目に目が止まった。

要約すると「着まわしをやめる」は世界で活躍する男性ファッションデザイナーは皆、いつでも同じ格好をしているという例がある。

白いシャツからTシャツ、黒かネイビーのスラックス、デニムにシンプルな靴。それで余計なことを考えずに仕事に没頭きている。

着まわしばかりをしても何も残らない。それよりもシンプルな自分のスタイルを持ち、同じものを着続ける。するとそのスタイルが肌のように馴染むようになり、似合うのだと言う。

自分にとっての制服って?

やはりデニムにシャツかTシャツ、セーターかジャケットだろう。仕事の時はデニムをパンツに変える。

デニムは今でも似合うし、履きこなせてはいると思うが、もう少し検討してもいいかもしれない。

現在主に履いている5本。リーバイス501(2本)と701、レッドカードとアッパーハイツ。デザインはどうか丈はどうか。本当に似合っているか。

今すぐではないが、慎重に試着して、本当に似合うものを1本アップデートしてもよい。

だいたい、上の5本はすべてオンラインで買ったもの。運良く身体にはあっているが妥協しているところもあるのだ。

そんなことをつらつらと考えさせてくれる本だった。

Commented by miho at 2018-12-19 11:37 x
まさに「切れる」という言葉がぴったり!な本ですね。
トークイベントに伺ったとき、光野さんが「文章が短いから早く書けた…ということはまったくなくて、むしろ非常に時間がかかり苦しかった…」と笑いながらおっしゃっていました。
ちょうどショートヘアにされて、新境地だったのかも知れませんね。装幀も真っ白で気持ちいい。何度も読み返しています。
Commented by koharu50 at 2018-12-19 14:24
> mihoさん
光野さんのこの本、ご紹介いただきましてありがとうございます。
さっそく手にとり夢中で読んでしまいました。また読み返したいです。

アマゾンの書評に1項目が短すぎるという不満が書いてあり、逆に笑ってしまいました。
1項目ごとに精査して、丁寧に書かれたのでしょう。私の評価は高いです。
by koharu50 | 2018-12-19 08:00 | | Comments(2)

自分の好きなファッションでいつもニコニコしていたい。おしゃれの法則?それも大切にするけれど、冒険も大好き。諦めちゃダメ、おしゃれはいくつになっても私を前向きにしてくれる。


by 小春