古本屋で見つけた中原淳一の本
2018年 09月 22日
小春さん、ご自分の好きな道を邁進されていると思っていましたが、ちょっと残念。
「小津安二郎作品の女優さんが女性らしい」なんていうのは、昭和のほんの一時じゃないですか。その時代時代によって、「らしさ」なんて変わっていくものです。
特に「字がきれい」イコール女性らしい、本物のレディ?
何を馬鹿なことを。
持病のせいで手が震え、ミミズが這ったような字しか書けない、けれど内科医として活躍している友人がいます。
逆に所作も見た目も控えめで美しい、いかにも「女性らしい」知人がおりますが、噂話と陰口が大好きで、家の中では息子さんたちの前でもパンツいっちょでウロウロするそうです。
見た目やすぐに直せる程度のことを身につけてどうなりましょうか。
またそんなことで、他人を「女性らしい」「らしくない」と判断しても無意味だと思いませんか?
くだらない、旧い呪縛にとらわれるのは、バカバカしいですよ。
初コメントありがとうございます。
確かにいくら所作が女性らしく、言葉遣いが丁寧でも内容が伴わなければ何もならないと思います。また、そういう方がいるのも事実でしょう。
人は外見も大事ですが、本当は内容が一番大切だと私も思います。
しかし、私の場合、日頃から自分のガサツさを反省することも多く、もう少し言葉遣いや所作に気をつけようと思っている次第です。
その意味でこの本からある種の刺激を受けただけで古いと言われればそれもまた仕方ないと思います。
私的には昔の映画の女性の言葉遣いや仕草は美しいと思いますよ。そしてそれは自分にはないものだと個人的には思っています。
女優の浅丘ルリ子さんが中原淳一の描く女性とそっくりですね。
今もそのスタイルを維持している。目のお化粧に一時間かけていらっしゃる、
彼女なりのファッションはいつも素敵だなーと感心しています。
たまたまTVで古い映画「緑はるかに」を観ていて彼女の言葉使いがあまりにも
美しく可愛いい良家のお嬢様役を演じていました。
その後同じような絵を描く内藤ルネっていうデザイナーもいらっしゃいますね。
小春さんのような素敵な方でしたら、内側からお人柄がにじみ出て、ガサツさよりもきっと上回っていると思います。
トラッドでもどこかフェミニンだったり、マニッシュでもエレガントさが足されていたり。
年齢なんかふっとばして、活き活きと、そしていろんなことにご興味をもたれる純真さ。
「ルールに捉われない」小春さんのブログを拝見するの、毎日楽しみにしています。
なので…。
ちょっと(勝手に)がっかりしてしてしまったのでした。
ごめんなさい。
小春さんのブログですもの。
小春さんの好きなものを書いて当然ですよね。
でも、どうか「字が汚い」からと、心の中でその方のことを
笑ったり軽蔑したりしないでくださいね。
個人的なことでついムッとしてしまいました。
きついコメントを残して、いやな思いをさせてしまいましたね。
ごめんなさい。
そうですね。浅丘ルリ子さんは中原淳一の絵に出てくる女性に似ています。浅丘ルリ子さんをはじめとして私の世代より少しお姉さんの松原智恵子さんや大原麗子さんにもなんとも言えない女らしさがあります。
団塊の世代以降は女性が男性に伍して働けるようになった反面、可憐さ、女らしさはだんだん失われて行きました。
再度のコメントありがとうございます。
私は最初のみぃさんのコメントを悪くとっていません。ああ、そういえばそうだなと思いました。
私も若い頃はかなりみぃさんのおっしゃったようなことに近く、小津安二郎の映画に出てくるような女性に関心を持ったことはありませんでした。
ごく最近でしょうか。昔の女性を見習うことも必要かなと思い始めてたのは。やはり、歳のせいかもしれません(笑)。
みぃさんの二度目のコメント、とてもよく書けていて感心しました。それこそみぃさんの人柄が偲ばれます。
私のブログ、時には脱線もあるかもしれませんが、今後ともよろしくお願いします。辛口コメントもお待ちしています。いつもお読みいただきありがとうございます。
そういえば手袋のことも書いてありました。
実はこの本を見たとき、すぐにてぶくろさんのことを思い出しました。
確か京都で開催された中原淳一展にいらしたのではなかったでしょうか。