我がマンションのエレベーターホールから見える夕焼け。大好きな景色だ。
明日から青森に行ってゴルフ大会運営のお仕事。ゴルフ場やホテルとの打ち合わせ、プログラムだ、組み合わせだ、パーティの座席順を考えるなど忙しい日々。
いつの間にか心がささくれだっている自分を感じる。
そんな時だからこそ、すきま時間に本を読む。
『一日一日心をこめて、玲子さんの老い支度』(西村玲子著 主婦の友社刊)
「あっという間の人生だけど、
新鮮なことを見つけたら、
少女のように喜びたい」(本文より)
相変わらずのすてきなイラスト満載。自分の趣味に関係なく「あーあ、こんな格好したいなあ」と心から思わせてくれる。
ごめんね。今日は時間がないから表紙だけ。中身のチラ見せはなしね。興味ある人はぜひ書店で手にとってみて下さい。
これまで西村玲子さんの本は本屋で見かければ必ず買っている。すてきなだけではなくて、心和む箇所がたくさんあるから。
けれど、今回のはちょっとだけ様子が違う。
2016年の秋に大きな病気をして、1ヶ月半も入院したという玲子さん。
その間には死も意識されただろうし、毎日の生活の大切さも再認識されたのだと思う。
文章にはいつになく深刻さが宿るが、少しだけ年下の妹世代として、むしろ大切に読みたいと実感した。
いろいろな映画や本の紹介もあり、スマホで参照しながら、時間ができたら全部見よう、読もうと楽しみにしている。
「2016年の秋に1か月半近く入院して、いろんなことの原点に立ち返る良い機会を得た。
どんなことが起きても恐れないという死生観もできた。
それを境に小さな身近な幸せに感謝できるようになった」(本文 エピローグより)
今の忙しさを乗り切ったら、ぜひもう一度丁寧に読みたいと考えている。