今度は『筋トレが折れない私を作る!』(岡部友著 宝島社刊)を読む。
以下はこの本の紹介ではなくて、本を読んだ結果の私のフィットネス戦略をまとめてみようと思う。
お腹や二の腕などを部分的に引き締めたいと思っている女性は多い。
私も今年に入ってから主にお腹と二の腕の引き締めを目標に定期的な筋トレを心がけている。
しかし、目立った成果があるかというとそうでもなく、気持ち、引き締まった感じがするに過ぎない。
この本と前回紹介した「医者が勧める食事術」を読んではっきりわかったのは、
・運動だけでは痩せない。体重を落とすには食事管理が大切。
・部分痩せはほとんどあり得ず、体重を落とすことで部分も変わる。
・ただ、食事管理だけで痩せようとすると筋肉も落ちるため、筋トレを並行して行う。
という三原則(自分でそう決めている)である。
私はこれまで数年間、多い時は週4回、少なくても週2回はスポーツクラブに通い、エアロビクスや体幹トレーニングをしてきた。
それで肩や首のコリは解消したが、体重は増えこそしないまでも横ばいだった。また、気になる部分の筋トレは昨年まで特にやってこなかったため、当然成果はなかった。
今年に入って本気でダイエット&フィットネスをしようと思い、本を読んだり、トレーナーと話した結果、現在のトレーニングでは効果があまり期待出来ないことがわかった。
・前述したが、食事管理をしないでトレーニングだけをしても痩せない。
・エアロビクスや体幹トレーニングは慣れてくると力を抜くコツを覚え、負荷が少なくなる。
・トレーニングの効果を出すためには次第に負荷を重くしていく。(有酸素運動でいうならエアロビクスの後、10分でいいのでバイクを漕ぐとか)
・お腹や二の腕を引き締める筋トレは止める必要はなく、時間がかかる地味なトレーニングと思って続ける。
まあ、若くはないので無理は禁物だが、もう少し頭を使ってダイエットとフィットネスを続けよう。
ダイエットもフィットネスも楽ではないが、勉強しながら戦略を立てるのはとても楽しい。
最後に本の紹介を少し。
『筋トレが折れない私をつくる!』はアメリカで運動生理学と解剖学を学び、現在はパーソナルトレーナーとして活躍する岡部友さんが書いた本。
表紙の写真はご本人でなかなかの美人。しかし、彼女の勧める筋トレはよくある「痩せる」ためのものではなくて美ボディをつくり、心も鍛えるというもの。
「身体を使ってどれだけ『心』のトレーニングが出来るかが勝負」
「痩せた後その体系をキープ出来てはじめてダイエットは『成功』したといえる」
など、内容は手厳しい。筋トレをしている方で、根性もある方にオススメの本。