デザイナーのカール・ラガーフェルドを中心にシャネルのスタッフ達がショーに向けて奮闘する話。
シャネルという一大ブランドの舞台裏が見られるという意味で興味ある映画である。
けれど、私として一番興味深かったのはカール・ラガーフェルドの圧倒的な存在感だった。
細身のスーツに高いスタンドカラーのシャツ。ダークなサングラス、白髪を後ろで束ね、指にはたくさんのリング。
現在84歳というからこの映画が撮影された2006年には古希を少し過ぎた頃だったのだろう。
俊敏な動き、テキパキと出す指示。シャネルなど一流ブランドはもとより、H&Mや西武とのコラボもある。また、ドバイの人口島とか10トンのカカオ豆を使ってチョコレートのスイートルームを作るなどとにかくデザインならなんでもこなすすごい人だ。
調べてみると、昔は109キロも体重があったのに細身のスーツを着るために1ヶ月で13キロも減量したとか。その逸話は枚挙にいとまがない。
もちろんデザインした服も素晴らしいのだろうが、私は彼がいつも同じスタイルを保っていることに関心する。
スーツの色などは変えるけれど、細身のスーツ、高いスタンドカラーの白シャツ、サングラス、白髪のまとめ髪は変わらない。
ファッションも人生も軸ブレしていないということだ。
これを自分に適用するなら例えば、ブレザー、スタンドカラーのシャツ（あるいは白シャツとか）、細身のパンツをいつも着て出かけるということだろう。
やってみたいけど、できないだろうな。たまにはワンピースも着たいし、スカートも履きたい。
こうした「欲」が私の軸ぶれするスタイルと人生を築いてゆく。
「欲」はエネルギーを作る源の一つでもあるが、そろそろ捨ててもいいかもね。
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Commented
by
at 2018-02-16 08:46
なんだか男前なライフスタイル？ですね…
でも koharuさまは 是非やりたいこと
やりたいだけやって「欲」を満たして下さいませ~♪
↑は欲を捨ててぶれないのではなくって
早い時期に満たした挙句「自分スタイル」に
辿り着いただけなのでは？と思います
たまたまその後しか世間は知らない（笑っ）
早くても遅くても 満たした先にあるものではないかと…私も
若い頃から散財しましたから 「好き」が見つかったのかも？です
他人の事など興味ないのです（お店始めるから慌ててリサーチしてますけど）
今もあるのは欲ではなくって「夢」？気が付けば築かれていた…？
でも koharuさまは 是非やりたいこと
やりたいだけやって「欲」を満たして下さいませ~♪
↑は欲を捨ててぶれないのではなくって
早い時期に満たした挙句「自分スタイル」に
辿り着いただけなのでは？と思います
たまたまその後しか世間は知らない（笑っ）
早くても遅くても 満たした先にあるものではないかと…私も
若い頃から散財しましたから 「好き」が見つかったのかも？です
他人の事など興味ないのです（お店始めるから慌ててリサーチしてますけど）
今もあるのは欲ではなくって「夢」？気が付けば築かれていた…？
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at 2018-02-16 12:19
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
> wendy0209さん
そうですか。羨ましいです。
私はいつも「辿り来ていまだ山麓」（升田幸三）ですよ。いや、升田先生が山麓にたどり着いたとすると、私などはいまだ山の最寄り駅に繋がる電車の始発駅ってところでしょうか（笑）
欲を捨てるといっても、全く無くしてしまうわけもなく、多すぎる欲を削ろうかくらいです。
ご安心下さい。(^^)
そうですか。羨ましいです。
私はいつも「辿り来ていまだ山麓」（升田幸三）ですよ。いや、升田先生が山麓にたどり着いたとすると、私などはいまだ山の最寄り駅に繋がる電車の始発駅ってところでしょうか（笑）
欲を捨てるといっても、全く無くしてしまうわけもなく、多すぎる欲を削ろうかくらいです。
ご安心下さい。(^^)
