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ファストファッション、このまま着続けますか?

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「スローイングダウン ファストファッション」は昨年日本でも上映されたドキュメンタリー映画。

アマゾンプライムのビデオ見放題に入っていたので、何気なく視聴してみると、これが存外に面白かった。

プレゼンテーターはイギリスのロックバンド「ブラー」のベイシストでライター、チーズ生産者でもあるアレックス・ジェイムス。
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ファストファッションを取材するジャーナリスト、ファッション関係者、またファストファッションの経営者へのインタビューなどを通じてファストファッションの現状を明らかにしてゆく。
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私も大好きなファストファッション。好きな理由は安く、手軽に、まあまあファッショナブルな洋服が買えるから。この映画を見た今でもファストファッションの購入を全く諦めたわけではない。

しかし、このドキュメンタリーは語る。
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「マッキンゼー・アンド・カンパニーの調べによると、ファストファッションが人気となった結果、2000年からの15年間で年間アパレル衣料の消費量は倍増。その間、平均的なアパレル衣料の購買点数は毎年平均60%も伸びているそう。15年前と比べると、アパレル衣料を買い替えるサイクルは半分に。また、そんなリーズナブルなアパレル衣料は、7~8回着用しただけで捨てられてしまう傾向に。その代償として、アメリカ合衆国環境保護庁によると、アメリカだけで、毎年1050万トンの衣料が埋立地に捨てられているとか!」(men's club jp より)
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ファストファッションで売られる洋服の素材も綿やウール100%の天然素材は極めて少なく、大半が石油系の合成素材。

土に埋めても自然に帰ることはなく、地球上でゴミとして残る。そう、上の写真のように。

また、火をつけると天然素材はなかなか燃えないのに石油系の合成素材はあっという間に火だるまに。危なくてとても人が着るものじゃないと指摘する人もいる。

では、どうしたらこの問題は解決出来るのだろうか。

大事なのは消費者一人一人がこの問題に対処すること。食品を買うときに細かく成分をチェックするように、洋服の素材ももっと厳しくチェックする。環境に悪い素材、人体に悪影響を及ぼす素材を使った服は買わない。

「本当にいいものだけを選び、長く着る」意識がファストファッション問題をスローイングダウンさせるのだという。
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この他にも安い服を作るために人件費の安い発展途上国に生産拠点を移す問題。

劣悪な環境で働く人たちの様子や声も取り上げられている。

この辺について詳しくは「ザ トゥルー・コスト〜ファストファッション真の代償」というドキュメンタリーもある。近く見てみようと思っている。

このドキュメンタリーは英国のチャールズ皇太子がパトロンを務めるキャンペーン フォー ウールの協力で制作されたとか。

そのため、天然素材=ウールと強調されていて、では、綿やシルクはどうなの、ちょっと偏ってない?という感じがしないでもない。

しかし、その点をさしおいても貴重なドキュメンタリーで、私達のファストファッション熱を少し冷ましてくれる。


Commented by uransuzu at 2018-01-30 08:22
私も、あまりに廉価な製品は、やはり社会の歪みを作ると思っています。
これ、ボタン代も出ない価格よね、とか、労働者への正当な報酬があるのだろうか、とか、首を傾げます。
メーカーとしては、物作りにプライドを持ち、大切に使ってもらえる物を作っていきたいと思っています。
Commented by natural-larutan at 2018-01-30 08:50
小春さん、おはようございます。
今日は、私のブログのテーマとドンビシャの話題が取り上げられていて、ワクワクしながら拝見しました。
『スローイングダウン ファストファッション』面白そうなドキュメンタリーのご紹介、ありがとうございます。
Commented by Diary-17 at 2018-01-30 14:28
小春さん
よくぞ取り上げて下さいました。
現在欧米では社会問題にまで発展していて不買運動などの動きさえあります。発展途上国での生産過程で起こる雇用状態の問題、綿や麻、絹であっても化学肥料や除草剤を大量に使用して生産し化学染料等の使用で自然環境とその場で働く人たちの健康問題も忘れてはならない事です。
あまり知られていない事ですが、ヨーロッパの一流ブランドも在るブランドなどは海外の安い工場で作らせて最後の仕上げだけは本国で完成させてそれでメイド イン ✖️✖️とラヴェルを付けるのですよ。現在は欧州連合に加盟していれば東欧で作られてメイドインEUとなる事もあります。
ブームの断捨離をする一方ファストファッションの服を買う事にも疑問があります。我が家の二十代の若者達もこの問題にかなり真剣です。
Commented by mana at 2018-01-30 19:36 x
Koharuさん、こんばんは。
ファストファッションについての映画、興味深いです。ファッションに多くの人は感心があるように、服が作られるまでの背景、またゴミとして捨てたあとどうなっているのかを知ることも大事だと思っています。
以前旅行でカンボジアを訪問した際、カンボジア人の方からこの話題を聞きました。世界のファストファッションの工場がカンボジアに集まり、若い女性が低賃金で長時間労働している事など。ファストファッションだけが悪いのではなく、有名ブランドも同じ事かもしれません。断捨離のあとは、ファストファッションやユニクロで服を購入しなくなり数年経ちます(商品はたまに見ますが)。消費者としての意識を高めていくことがもっと広まるといいなと思います。
Commented by koharu50 at 2018-01-30 21:53
> てぶくろさん
消費者側が「安いからうれしい」とだけ思って製品(服に限らず)を買うのは考えものなのだと気づかせてくれる映画です。
素材とか製造過程のことにも少し思いを馳せて買い物をしようと思います。
てぶくろさんのとことの手袋は質のいいものばかりです。お店をのぞくと分かります。
Commented by koharu50 at 2018-01-30 21:56
> natural-larutanさん
natural-larutanさんの今日のブログのテーマは日本製の製品の良さについてでしたね。
同感です。
この映画で見たのですが、アメリカでは自国で作るアパレル製品はたったの5パーセントだそうです。日本はどうなのでしょうね。
Commented by koharu50 at 2018-01-30 22:03
> Diary-17さん
欧米ではファストファッションの不買運動が始っているのですね。発展土壌国での劣悪な雇用状態はもちろん、絹、麻、綿のような天然素材にもそんな問題があるとは。

この映画を見て自分の無知を恥じると同時に、安易にファストファッションに手を出すのを止めようと思います。ブランドの問題についても考えさせられます。
Commented by koharu50 at 2018-01-30 22:07
> manaさん
こんばんは。
断捨離の後、ファストファッションやユニクロで服を買わなくなったなんてmanaさんは意識が高いと思います。
これから私もそういうところで服は見ますが、安易には買わないようにします。買い過ぎを断捨離したと威張ってみても、逆に環境問題を大きくするだけ。一人一人の自覚が大切だと痛感します。
Commented by koro49 at 2018-01-30 22:23
物を手にする時、似合うかどうか、素材、価格、生産国などをチェックします。
昔はメイドインC国が多かったのが、今はまさに発展途上の国々。
低価格は、低賃金、劣悪な労働条件、合成素材に支えられていることは確かに。
低価格は年金暮らしには嬉しいし、今はある物を生かして着ることを考えるので、そこに何かの新しさをプラスしながらのオシャレをして行きたい。
当地にもユニクロはあるので、年に2,3回は利用しますが、 価格と生産国を見て、その国で働く人たちを思うことがありますね。
Commented by koharu50 at 2018-01-31 08:53
> koro49さん
コメントありがとうございます。

私もユニクロを始めとするファストファッションをよく買っていました。手持ちの服と合わせれば新鮮さも出るし、安いので気に入ったものは大人買いもできますしね。

この映画を見て、今後は買う時に素材や生産国をもう少しよく見てみようと思いました。
まったくファストファッションを買わないのではなく、注意して買おうと思います。
by koharu50 | 2018-01-30 08:00 | 映画 | Comments(10)

自分の好きなファッションでいつもニコニコしていたい。おしゃれの法則?それも大切にするけれど、冒険も大好き。諦めちゃダメ、おしゃれはいくつになっても私を前向きにしてくれる。


by 小春