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色彩感覚が磨かれる魔法の手帖

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「配色の手帳」(堀内誠一著 草思社刊)

蒲田の古本屋にポツンと置かれていたこの本を見た時、静かな驚きが広がった。

刊行は1987年。おそらくはもう絶版だろう。

著者の堀内誠一さんは絵本作家としても名高いらしいが、私が覚えているのは「anan」「ポパイ」「ブルータス」などのアートディレクターだったこと。

また、図案家だったお父さんの思い出と自らの仕事を綴った「父の時代、私の時代」は大変興味深い本だった。

美的感覚に富んだ堀内さんの「配色の手帳」。

文章はほとんどなくて、あらゆる洋服の配色パターンが掲載されている。
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こんな感じね。
本はたったの3章しかなくて、
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1.主役の色と脇役の色
(ベースカラーと差し色)
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2.2つの色のコントラスト
(例えばトップスとボドムズの配色)
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3.色のアンサンブル
(多色使い)

最初の解説では、 
「たくさんの美しい絵本をかいた堀内誠一さんが、女性たちのためにつくったのがこの配色の手帖です。この手帖のなかで堀内さんの色彩の世界がどれほど豊かなものであるかを示してくれました。ある色が別の色と上手に組み合わされたとき、思いもよらない美しさが生まれることをこの手帖は教えてくれます。毎日この手帖を眺めていれば、あなたの色彩に対するセンスはまちがいなく磨かれるはざです。
というわけで、この手帖は魔法の本なのです」

とある。

とかくマンネリ化してしまう、我が色彩感覚。同じ組み合わせしか思いつかない頭の固さ。

よし、この本を眺めて新たな色彩感覚を磨きたいな。

ちなみに本は絶版ですが、amazonで古本が手に入ります。

Commented by shufu2009 at 2017-11-18 08:34
本好きなので小春さんの本の紹介記事をいつもワクワクして拝読しています。今日のご紹介本も良いですねー。気になります!
堀内誠一さんは私は逆に絵本でしか存じ上げなかったので、ananにポパイにブルータスを⁉︎と驚きました。ちなみに私が持っている絵本以外の堀内誠一さんの本は「パリからの旅」ですが、こちらも面白いですよ〜。
Commented by koharu50 at 2017-11-18 09:55
> shufu2009さん
コメントありがとうございます。

そうだったんですね。shufuさんは堀内さんを絵本作家と認識していましたか。世代の違いで興味深いです。

この本おすすめですよ。逆に私は「パリからの旅」が欲しいと思っています。情報ありがとうございます。
Commented by Diary-17 at 2017-11-18 23:24
こんばんは。「手帖」と言う響きがノスタルジックで良いですね。ウンチクは要らない。絵を見て色を感じて自分に心地よければ取り入れてみると言うことでしょうか?絵の描きてが作った本だからそこに全てが表現されているんでしょうね。
ところで…小春さんの文章の表現力は流石にプロだなと思います。とても読みやすく、テンポが良い。爽やかな気持ちにさせてくれます。
Commented by queentomo at 2017-11-19 00:00
アンアンは創刊時から、ポパイ等の男の子の雑誌も愛読してました。
今でも紳士ファッション雑誌も読んでますw。ファッションは私の仕事とは無関係なのですがw。
Commented by koharu50 at 2017-11-19 00:55
> Diary-17さん
コメントありがとうございます。
こういう本も「あり」だと思います。

私の文章は普通です。
読みやすいとは思いますが、仕事仲間からは個性がないとよくけなされました。ははは。
Commented by koharu50 at 2017-11-19 00:59
> queentomoさん
私もアンアンは創刊時から読んでました。
ポパイやブルータスもチラ見していましたが、今ではメンズのファッション誌は読んでいません。
いまだに紳士ファッション誌にも目を通すなんて、本当にファッションがお好きなのですね。
Commented by Diary-17 at 2017-11-19 01:27
実は…ポパイの創刊号に載りました。遥か昔の若かりし頃…。
by koharu50 | 2017-11-18 08:00 | | Comments(7)

自分の好きなファッションでいつもニコニコしていたい。おしゃれの法則?それも大切にするけれど、冒険も大好き。諦めちゃダメ、おしゃれはいくつになっても私を前向きにしてくれる。


by 小春