『大人女子はブラ・ショーツで体形を変える』(國保和子著 主婦の友社刊)を読んだ。
いつからだろう、ブラジャーだけにはまあまあ気を配って来たけれど、ショーツやガードルに無頓着になったのは?
確か、アラフォーに入ってからスカートやワンピースをあまり着なくなり、カジュアル色の強い服をワードローブにしてからではなかったか。
現在もその傾向は続いていて、つい最近までユニクロのブラキャミを嬉々として着ていた。
これでは全くダメなんだって。おしゃれしても「灯台もと暗し」なんだって。
この本を読んではっとしたことがいくつかある。
そのひとつ、「胸を揺らすほど、バストは下がる」。
若い時は乳腺がしっかりしているため、バストも動きにくい。しかし、歳を重ねホルモンバランスが変化してくると乳腺と脂肪の構成比が変わり、バスト全体が柔らかくなってくる。
同時に乳腺や脂肪を支えている「クーパー靭帯」というコラーゲン繊維の束が、合わない下着や揺れなどの外部刺激によって伸びやすくなるなどして、バストは下がるそうだ。(本文より)
あー、やだやだ。
つまり、スポーツをする時にはしっかりとスポーツブラでバストを支える。日常でブラキャミを多用してバストを揺らすのもご法度ということなのだ。
目からウロコ。
我が知識の無さが我をおしゃれから程遠おい存在ににしていたのだ。
他にも日本人はヒップを粗末にしているそうだ。
小さいショーツはウエストやヒップに段を作り、かなりみっともない。ショーツは体に合ったたっぷりしたものを履くべき。
それからガードルの有る無しで、洋服の着映えはだいぶ変わるそうだ。
例えばタイトスカート。上の写真のガードルを着けた姿(右)と着けない姿(左)は余りにも違う。
他にもためになるブラやショーツの知識がいっぱい。
下着を侮るなかれ。
ひとつひとつが丁寧に説明されている良書である。
著者の國保和子さんは薬剤師だったが、肩こりなどの体の不調の原因が下着にあると見抜き、一から下着の勉強をした。
ご本人によるフィッティングもできるようなので一度おじゃましてみようかしら。
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