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シニアひとり旅

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ふふ、私が旅するのではありません・・・

旅の本のお話。

『シニアひとり旅』(下川裕治著 平凡社新書)を読んだ。副題は「バッグパッカーのすすめ アジア編」。

普通のガイドブックや旅本とは一味違う旅の本。若い時からリュックひとつを担いで世界各地を回る「バッグパッカー」であり、アジアには特に強い著者が描く、興味深いアジアの旅が味わえる。
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シニアになってからの旅は「旅というものは、年齢によってその色合いが変わるものだと思う。旅先の料理ひとつとっても、その味わいは変わってくる」と著者は言う。

たとえばシンガポールやマレーシアのマラッカ、ペナン島などで口にできるニョニョ料理。

若い時には何気なく食べていたその味に「自由の味がする」ことに気づいたと言う。

その理由はマレー半島の歴史に由来していて、概要だけ言うと、イスラムと中国が融合し、自由にビジネスをしていた時代に生まれた料理だからだそうだ。

つまり著者は旅を重ね、各地の歴史を知るたびに旅に味わいが出てくるという。

同じような切り口でアジア諸国、中国、香港、韓国、台湾、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーの旅物語が続く。

それぞれに読者が飽きない範囲の歴史的知識が加えられ、面白く読んだ。
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私にはいつも旅への憧れがある。

本音を言うと、それも一人旅。バッグパッカーにはなれないと思うが、誰にも気を使わず自由に歩く旅だ。

若き日、沢木耕太郎の『深夜特急』を読み感動しショックを受けた。

本を二度以上読み返すことなどほとんどないが『深夜特急』だけはハード版、文庫版、キンドルと揃え、読みたい時に読めるようにしている。

以来、いつか海外一人旅をと考えているが、最近までは一人っ子なので親が心配すると思いなかなか実現出来なかった。

母が亡くなりその縛りはなくなったものの、次には主人の存在がある。

20代の頃から公私共に行動を共にしているため、相手は仕事でもない限り、必ず一緒に行くと言うだろう。

ありがたいことなんだけれど、このバリアを突破するのは難しい。

仕方ないから当分は二人旅になるな。

というわけで、旅に出たら朝早くとか一人で行動してつかの間の一人旅を味わうしかかない。
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話を『シニアの一人旅』に戻そう。

この本は小難しい歴史の話ばかりしているのでは断じてない。

巻末にまとめられた旅情報ー格安航空券、携帯電話のシム、ホテル情報はかなりためになる。

それから・・・

旅に出たら美味しいものを食べて、ゴルフをして、買い物をして〜と楽しむことばかり考えている私の旅のスタイル。

それはそれでいいと思うけれど、もう少し現地の時事とか歴史とか勉強して行きたいな、これからは。

そんな反省をした本だった。
by koharu50 | 2017-08-24 23:29 | Comments(0)

自分の好きなファッションでいつもニコニコしていたい。おしゃれの法則?それも大切にするけれど、冒険も大好き。諦めちゃダメ、おしゃれはいくつになっても私を前向きにしてくれる。


by 小春