
「フランス式いつでもどこでも自分らしく」(ドラ・ドーサン著 三笠書房刊)を読みました。
人生を最大限に楽しむことをよく知っているフランス人。
日本人との違いは数々ありますが、面白いのはフランス語の辞書には「我慢」という言葉がなくて、著者は日本語を習っている時にこの言葉の意味がよくわからなかったそうです。
日本ではある意味美徳ともされる「我慢」。
それはそれでそっとしておくとしても、私達はもっと生きたいように生きたほうがいいのかもしれません。
例えばあまり好きではない人とは会わないようにする。
レストランの料理が美味しくなければ文句を言う。実際にフランスの人はレストランの食事が美味しくないと作り直してもらったりもするそうです。
日本人は我慢して食べる人が8割以上はいるでは?
その時間は人生を楽しんでないことになりますよね。
ビジネスでは嫌なこともやらなければならないこともありますが、プライベートでは「我慢」は必要ない。
この本を読むと何だか元気が出る気がします。
コンパクトな文庫本なので、気軽に持ち歩き、好きな時に好きなページから読めます。