
主に海外のおしゃれなシニアを撮影した写真集「Advanced Style」の続編が刊行された。
前作が出版された時には、書店で手にとり、あまりにも進んだ(?)シニアのおしゃれに仰天した。
その時は新鮮な印象もあったのだけれど、なんだか続編を見ていたらゲンナリしてきた。

当時、おしゃれなシニアの写真を掲載する日本のサイトも出来て、同じような傾向のおしゃれが満載されていた。
やたらにサイズオーバーな服、大きな花をあしらった帽子、カラフルな衣装などなど。
なかにはシンプルで素敵な装いもあるが、相当高価だろうと思われるものばかり。
続編を見て、今度は新鮮に感じるどころか、何か違うとはっきり感じだ。
ある程度の年齢を重ねた人のおしゃれには幾つかのパターンがあると思う。
・高価な洋服を揃える
・派手な色を着る
・リボンや花など装飾が多い。
・若い人と同じようなものを着る(いわゆる若づくり)
なるべくなら、このパターンにはハマりたくない。
では、どうすればいいのだろうか。
一番いいのは自分のスタイルを持つことだ。といっても、なかなか確立出来るものでもなく、偉そうなことばかりを言ってはいられない。
私の場合、あくまでも我流であるが、
・デザインがシンプルなもの
・原則、柄物を着ない
・プチプラといいものを合わせる
・オーバーサイズよりジャストサイズ
これらをモットーにマイスタイルを模索している。
あと、最近はなるべく試着することを心がけている。自分のサイズを中心に上と下のサイズを着てみる。そうするとサイズの妙が分かってくる。
奇をてらうより自分らしく。
いつも自然体、無理をしない。
服を選ぶ時は多少は自分の年を考えるが、普段街を歩いているときは忘れている。
それが私のおしゃれ心のひとつでもある。