
「スタイリスト・栗原登志恵の10年ワードローブ」(光文社刊)を読む。
雑誌STORYやHERSでスタイリストとして活躍している栗原登志恵さんが私服120点とクローゼットを公開。彼女流のおしゃれ術を展開する。
10年は着られるベーシックな服を提案しているのはよくあるパターンだけれど、彼女の場合、シャツとパンツの組合せが主流。

上質なシャツと形のいいパンツ(テパードがほとんど)。ビッグサイズのトップスやゾロッとしたポトムズが流行する昨今、きちんと感がむしろ新鮮だ。

最近はTシャツを多用している私だが、きちんと感のあるシャツと厳選して自分に合うパンツの組み合わせもなかなかいいものだと思った。
ちょっと太めで福相。決して美人ではないが親しみの持てる栗原さんの雰囲気がすごくいい。癒やされる。
モデルを使うのではなく、自分がモデルになっている点も評価できる。
本でもブログでも基本的に顔が見えるものがいいね。

同じ時期にエキサイトブログでトップブロガーのmadameHこと佐藤治子さんの「madameHのバラ色の人生」が発売された。
こちらも佐藤さん自身がモデルをつとめ、写真が多用されている。
どちらの本にも好感を持った。やはり著者の顔が見える本やブログがいい。