カシミアの製品、私大好きなんです。
でも、今一分からないのがいいカシミアを選ぶ方法。はっきり言うと上質のカシミアと質のよくないカシミアを見分ける方法です。
なぜ、こんなことを考えるのかというと、昨今、ユニクロのカシミアセーターは手頃な値段で買えるので愛用しています。一昨年にピンク、今年はグレーを購入しました。
ただ、手頃な値段で上質のカシミアが買えるとは思っていないので、もう少しランクが上のカシミアも買ってみたいと思い、昨年末にランズエンドの黒いカシミアセーターを購入しました。値段はユニクロの約4倍でした(ユニクロのはディスカウントされていたこともある)。
でも、ランズエンドとユニクロのカシミアを比較した場合、違いは、
1.ランズエンドのほうがやや目が細かく、表面に滑らかさがある。
2.ランズエンドのほうが女性の体型を意識したデザインでカッコいい。
くらいしか、私には見いだせませんでした。
すると、「4倍の価格は何だったの?」ということになりませんか。
さらに私のパートナーがランズエンドのセーターを持ってきて、「何このペラペラなセーター」とつぶやいたことも疑問に拍車をかけました。
ユニクロのは毛玉が出来たがランズエンドのも同じように毛玉が出来た。まだ着用1ヶ月くらいなのに。
私が初めてカシミアのセーターを買ったのは確か30年くらい前のことでした。当時の価格で2万円〜3万円したそのセーターには確かに厚みがありました。目が積んでいて、滑るような感触があり、とても暖かかったこともよく覚えています。
どこの製品かは忘れてしまいましたが、ゴルフセーターだったので、確かダンロップのものだったかな。黒と赤の2枚を購入し、ずいぶん長いことゴルフの時だけではなく普段着にも着続けたと思います。
それに比較すれば確かランズエンドのものもユニクロのものも薄っぺらで作りも粗いです。
そんなことから上質のカシミアとは何かを少し調べてみました。
国民生活センターの調査によるとカシミアは値段が高いもののほうが質がよく、たとえば、
- カシミヤの品質と価格の相関をみると、着用やドライクリーニングを繰り返すと、低価格のものほど毛羽立ちや毛玉ができやすい傾向にあった。
- また、価格が高いほどカシミヤセーターの肌触りと着心地はよいと感じる傾向にあった。
- 価格の安い銘柄の中に、カシミヤ100%の表示であっても、カシミヤ以外の獣毛が混用されている銘柄があった。
また、価格としては3万円以上のものがおすすめとか。
美術品の鑑定士は始めにいいものだけを見て育てられると聞いたことがありますが、カシミアも本当にいいものを手に取ってみないとダメなようです。
少しレベルをあげてジョンスメドレーとか、ロロピアーナとか。他にもいろいろありますね。
次の冬には奮発して本当にいいものを着てみようと思っています。
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