ファッション100年史
2018年 01月 10日
興味深い本ですネ。
それに、小春さんの探究心は素晴らしいと思いました。興味や好奇心を持つ事ていくつになっても必要、これで十分ってことはないですよね。
参考までに、都内だったら
新宿の文化学園服飾博物館と目黒にある杉野女子大服飾博物館 に行くと時代別にコレクションを見る事が出来ます。
目黒の杉野大の方には、確か一点ですがフォルチュニーのドレスも見る事ができます。一斉を風靡した(現在も)イッセイミヤケのプリーツシリーズ
のヒントになった(といっても過言はないと思います)フルチュニーの代表的なシルクにプリーツをしたドレスは美しいです。こちらはどちらかと言うと歴史的背景を学べる。文化学園服飾博物館の方は海外の展示館に貸し出しする事も有るので、大きい規模のコレクションがあると思います。
なるほど。
文化服装学院と杉野女子大ですか。それは考えつきませんでした。暇を見つけてチェックし行ってみようと思います。とてもいい情報ありがとうございました。イッセイミヤケのプリーツのヒントとなったフォルチュニーのドレスぜひ見たいです。
フランスのディオール展だのニューヨークのメトロポリタン美術館だの海外にはファッション関係の優れた展示会がありますが、日本にはほとんどないですね。まあ、文化の違いと言えばそれまでですが日本はその手のことには疎いですね。たとえば篤志家が美術や音楽など芸術やファッションを始めとする文化関係にスポンサードし、素晴らしい美術館を作るとか展示会を開くとかの機会が少ないですね(ないとは言いませんが)。
ぼやいていても始りません。自分なりに研究して行くことが一番大事ですね。
ニューヨークも然りですが(ニューヨークは財政が良くないのでアナウインター等が頑張っているのです)。国家予算の文化に掛ける金額は日本は少ないです。フランスの様に文化予算が大きければ別の所にしわ寄せがきたりもする訳でそれが道路事情だったり、メトロが汚いとかバスが古い等公共の設備とのギャップが見える訳です。ヨーロッパの中流層の人達はあまり公共の交通は使わないと思います。
日本に優れたデザイナーが育たないのは、西洋への憧れが強過ぎてモノマネになってしまう事。量産重視のアパレル産業に呑み込まれてしまい、売れ筋しか作れない事も原因です。お針子仕事からは良いデザイナーにはなれない、上流社会を知らずに小さな時から美しい物に触れて育たなければもっと難しい。教育が違うのです。
日本には独自の素晴らしい文化があります。パリと比べて嘆くことなかれですよ。サントリー美術館で小袖のコレクションがあると思います。そういう時もチョット覗いてみて下さい。そうそう、辻ヶ花の着物も素晴らしいですし、ましてや歌舞伎や能の衣装は夢の世界ですよー。
そうでしたね。アートやファッションなど文化と国の関わりを見落としていました。
日本は確かに文化にかける費用は大きくないと思います。
もっとも、寺院など国宝級の建造物には少しは予算を割いているのでしょうか?その辺は不勉強なので論じられないのですが。
その代わりインフラは整備されている。文化をとるかインフラをとるかと言ったら日本人の半分以上はインフラでしょう。
サントリー美術館等で行われる和服関係のコレクションや展覧会見なくちゃですね。
私も含め日本人の大半は西洋かぶれで、自国の文化をないがしろにする傾向があります。
今からでも遅くないので和風の美をもっと見て勉強しようと思いました。
Disryさんのアドバイスのお陰です。
私もジュエリーの本にはハマった時期があります。ファッションの本は子供時代から継続的に、細々。笑。
はい、凝り性なんですが、冷めるのも早かったりします(笑)。
勉強するのは逆に積み重ねがないから。勉強好きなのですが、していれば安心で余裕がないとも言えます。
今度ジュエリーについても教えて下さい。楽しみにしています。