私のカッコわるい英語挑戦記
2017年 01月 31日
理由は単純。英語の勉強をするのにテストが励みになるから。
私の関わっているボランティア活動の中に国際交流があり、海外との交渉の矢面に立たされることが多く、英語力をもろ問われる。
英語圏の人とのミーティングや交渉ではどうしても遅れをとるし、味噌っかすにされがちだ。それが悔しくて英語を勉強している。
TOEICのほうは昨年、825点まで漕ぎ着けた。
しかし、英検1級は若い時に2回落ち、最近7回落ちている。つまり、次の挑戦が10回目になり、幾ら何でもそろそろクリアしたいところだ。
でも1級は本当に難しい。単語は見慣れないものばかり。リーディングも時間内にこなすには難しすぎる内容だ。
それでも挑戦するのは、今からは歳をとるばかりで集中力も落ちるだろうから、ここ数年が勝負と考えるから。
英検1級に合格するか、TOEICで840点以上を取ると、通訳ガイド試験の英語の試験が免除になる。そうしたらずうずうしくも通訳ガイド試験も受けてみたいと思っているのだ。
TOEICはあと少しで840点が取れそうだから、意気揚々と出かけた。今回で何とか目標をクリアできそうな軽い自信もあった。
私にとって、英語への挑戦は決してカッコいいことばかりではない。
アメリカで車に乗っている時、道が分からなくなって、その辺を歩いている人に聞いても早口で全く理解できず困り果てたこと。仕事上のセミナーで主催者から、「おい、話についてこれるかい」と聞かれ、「はい、何とか」と答えるものの、ほとんどついていけてない時、ミーティングの通訳を引き受けるも何だか相手にこちらの意見が正確に伝わっておらず、「伝わってないぞ」とパートナーに言われた時など、目から火が出ることやカッコ悪いことは枚挙にいとまがない。
そんな時の当惑した気持、悔しい気持ちが私を英語の勉強に向かわせる。
人生、カッコいいことではなく、カッコ悪いことが、私を大きくすると信じて。