おしゃれな本見つけた!「パリに住むこと、生きること」
2016年 12月 09日
キャスターの雨宮塔子さんが書いた「パリに住むこと、生きること」
本屋さんの店頭で見かけて、一目おしゃれなので購入してしまいました。
写真は店頭に並んでいた本なのですが、判型は新書版。カバーの紙質はマット系のシブいもの。
写真もパリの街を歩く雨宮さんが自然体で心が和みます。いくら美人でもこちらを向いて精一杯笑みを作っている写真は見ているだけで疲れますものね。
コンパクトでおしゃれ。季節が良ければハンドバッグに入れて公園にでも行き、ゆったりと読みたいタイプの本です。
でも、実際にはこの本のkindle版を購入。コーヒーショップやバスの中で読んだ私です。
最近は思いついたらすぐに本がダウンロードできること、値段が少しだけ紙の本より安いこと、メガネをかけなくても読めることなどの理由でkindle版の本を買うことが多くなりました。
でも、こんなおしゃれな本はやはり紙の本を買い、何度も写真を見たり、本の手触りを楽しんだり、汚れないように気をつけながら持ち運ぶことに醍醐味があると思います。
少し後悔しています。
で、本の内容なのですが、おしゃれというより大変「真面目」な本です。
雨宮さんがパリで家庭を持ち、2人のお子さんを授かった後に離婚。
この本は離婚を機に、2人のお子さんと家を探し、引越しをする物語。
前半は2人の子供部屋の家具をどうアレンジしたかの話で、子供が余り好きではない私には想像以上に退屈な展開でした。
面白いのは後半のアパート探し。パリと東京の住宅事情はまるで違っていること。
パリには古いけれど情緒あるアパートが多い反面、水回りの構造やお湯の供給に問題が多く、大家さんの意識もまるで違う。
どのようにアパートを探し、一癖も二癖もある不動産屋さんや大家さんと交渉したらいいか。
その辺のくだりを大変興味深く読みました。
個人的にパリ関係の本が大好きなので、次はこれを読んでいます。
パリに行きたいな・・・